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March 12, 2009

『7つの贈り物』ガブリエル・ムッチーノ
黒岩幹子

 深夜にふらりと立ち寄ったシネコンで、最終回に間に合うのがこの映画と『マンマ・ミーア』だけだったために観ることに。『マンマ・ミーア』でなくこの映画を選んだのは、アバがあまり好きではない上に数日前に友人の結婚式に出たばかりだったというのと、この映画にはロザリオ・ドーソンとバリー・ペッパーが出演しているから、という単純な理由によるもの。  冒頭に「7日で神は世界を創った。7秒で僕は自分の世界を壊した」...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:29 AM

March 11, 2009

東京中央郵便局再論
梅本洋一

 「旧東京中央郵便局の再開発問題で、鳩山邦夫総務相は10日の閣議後の記者会見で、保存部分を拡大して再開発を進めるという日本郵政の提案を「受け入れる」と表明した。日本郵政は登録有形文化財への登録を目指し、文化庁などと設計変更に向けた協議を進める。どこまで保存するかで協議が難航する可能性もあるが、再開発問題は解決に向けて動き出した」。日本経済新聞は上記のように報道した。  昨今の郵政民営化揺り戻しの影...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:03 AM

March 4, 2009

『オーストラリア』バズ・ラーマン
高木佑介

 「AUSTRALIA」というタイトル・ロゴが、地図に描かれたオーストラリア大陸の輪郭上に現れる。世界地図やgoogleアースを見れば明らかなように、オーストラリアはとにかく地理的にでかいわけだが、そのでかい大陸の地名をぶっきらぼうにそのままタイトルにしてしまっているこの映画の主題のひとつもまた、でかいこと、すわなち「壮大」であること、「広大」であることだと言えるだろう。第二次世界大戦と、白豪主義...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:03 AM

March 2, 2009

ラグビー日本選手権決勝 三洋対サントリー 24-16
梅本洋一

 すごく忙しい土曜日だった。早朝、何と現地で金曜夜開催になったシックスネイションズのフランス対ウェールズを見て、ゴゴイチには、このゲーム。そして深夜には、スキーのノルディック世界選手権のラージヒル団体。もちろん、各ゲームの間には日常の細々したことを片づけているわけで……。  時系列で書こう。  ますフランス対ウェールズ。レ・ブルーの監督も、シックスネイションズは土曜日の午後3時キックオフというもの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:15 AM

March 1, 2009

『黒人大統領誕生をサッチモで祝福する』平岡正明
田中竜輔

 いったい最新の著作がどれなのかいつもわからなくなってしまう平岡正明氏だが、昨年11月に出版された最新刊である本書のことも今年に入って2月の終り頃にようやく知った。偶然この強烈なタイトルに惹かれて本を手にとって初めてそれが平岡正明の著作であることに気づいただけのことだが、「一九〇〇年、三遊亭園長が死に、ルイ・アームストロングが生まれた。したがってジャズは落語の生まれ変わりであります」、という100...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:17 AM

February 27, 2009

08-09チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1st Leg
アーセナル対ローマ 1-0
梅本洋一

 久しぶりに躍動するアーセナルのゲームを見た。  プレミアリーグでは5ゲーム連続のドロー。中盤から前戦にかけての連動が乏しく、もうこのチームを応援するのはよそうと思うくらいだった。別にロンドン在住でもないし、このチームを応援する理由などもともとなかった。だが、前世紀の終わり辺りから、ショートパスとミドルレンジのパスを組み立てながらスペースを創造するこのチームのフットボールに魅せられ、構成するメンバ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:28 AM

February 19, 2009

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』デヴィッド・フィンチャー
田中竜輔

 ベンジャミン・バトンに刻まれていくのは、重力によって不可避に与えられる皮膚の歪みではなく、彼が体験した様々な出来事の集積だけだ。しかし老年期から出発する彼の人生には、その時間のベクトルの逆転を別にすれば、はたしてドラマティックな事柄など存在したのだろうか。もちろんこれは映画でありフィクションなのだから、現実の人生に比べればよっぽど派手で突出しているのかもしれない。けれども実のところこのフィルムに...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:17 AM

February 12, 2009

W杯アジア最終予選 日本対オーストラリア 0-0
梅本洋一

 やはり勝ちにいったゲームでスコアレスドローというのは、このチームに、力がないということだ。多くが欧州のチームに所属しているオーストラリアの選手たちが、ベストコンディションになく、怪我人もいる現状。それに対して日本代表は、ほぼベストメンバー。ホームゲームなのに勝ち点3が取れない。  だが、すごいゲームのスコアレスドローもないわけではない。勝ち点1が問題なのではなくて、このゲームにワクワク感がなかっ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:17 AM

February 9, 2009

マイクロソフトカップ決勝 三洋対東芝 6-17
梅本洋一

 トニー・ブラウンの復帰のニュースはゲームメイクという点において三洋には朗報だったはずだ。それに対して東芝はロマアヌの大麻疑惑というバッドニュース。東芝には外国人選手に関するバッドニュースが連続する。  秩父宮は、おそらく今シーズン一番の入りだろう。バックスタンドはほとんど埋まっている。強風。配られたメンバー表が風に舞う。たぶん三洋がリヴェンジするのではないか、というぼくの予想。ブラウン、入江のふ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:15 PM

January 24, 2009

『我が至上の愛 アストレとセラドン』エリック・ロメール
梅本洋一

 ずいぶん前のことになるが、「別冊宝島」が映画特集をしたことがあった。その中に安井豊が、とても面白いロメール論を書いていた。タイトルは『いい加減にしろよ、じいさん』だったように思う。たとえば、ロメールの歴史物をめぐって、バザンに遡って写真映像の存在論を論拠に、まじめな文章をぼくも書いたことがあった。この『我が至上の愛』にしても、耳に響いてくる変なフランス語──17世紀の書き言葉そのまま──を『O侯...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:45 PM

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