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November 24, 2008

ラグビーテストマッチ 日本対アメリカ 32-17
梅本洋一

 テストマッチ2連戦2連勝は、ニュージーランダーやアイランダーに頼った日本代表が戦術的な的を絞ってある程度レヴェルアップできている現状を伝えているだろう。新ルールに則って、積極的にキッキングゲームを仕掛け、それにSOのウェブがうまく応え、ニコルス、ロビンスの両センターを核として安定したゲームを組み立てている結果である。ジョン・カーワンの手腕は確実で、ステップ・バイ・ステップ、日本代表を上昇させてい...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:24 AM

November 19, 2008

『ヘルベチカ〜世界を魅了する書体〜』ゲイリー・ハストウィット
宮一紀

 1957年、スイスの小さな金属活字の鋳造所で、後に世界を席巻することになるサンセリフ体が誕生する。マックス・ミーディンガーによって設計されたとされている、ラテン語で“スイス書体”を意味するHelveticaがそれであり、現在私たちの日常生活においてもっとも多くの局面で目にされる欧文書体である。本作はそのHelveticaをめぐる膨大なインタヴューから構成されるドキュメンタリー作品だ。  監督のゲ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:04 AM

November 9, 2008

アーセナル対マンチェスター・ユナイティド 2-1
梅本洋一

 ここ3試合アーセナルはまったく精彩を欠いている。スパーズに、89 分から2点差を同点に持ち込まれてから、ストーク・シティ戦は、ロングスローから2点を失い、チャンピオンズ・リーグのフェネルバフチェ戦はホームでスコアレスドロー。精彩を欠くばかりではなく、ストーク・シティ戦ではアデバイヨールを失い、サニャも怪我。さらにファン・ペルシは一発レッドを喰らい……。もう人がいない状態。これではマンU絶対有利と...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:04 AM

November 2, 2008

大学ラグビー対抗戦 帝京対早稲田 18-7
梅本洋一

 この日のゲームは、帝京の完勝だ。ブレイクダウンで何度もターンオーヴァーし、スクラムでも早稲田をめくり上げた。解説の藤島大は、往年の早明戦のようだ、と言っていたが、今の早稲田の選手には往年の早明戦の経験値は皆無だ。選手が毎年入れ替わり、ひとりの選手がチームに在籍するのも留年がなければ4年を越えることがない大学ラグビーの困難さは、往年の早明戦の体験の有無ばかりではないだろう。87年12月の「雪の早明...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 4:03 PM

October 23, 2008

『シルヴィアのいる街で』ホセ・ルイス・ゲリン
結城秀勇

 最初に主人公の男を映し出したショットから既に監督の技量は明瞭に示されて、この作品を見て間違いはなかったことは明らかなのだ。それにとどまらず、そこから続く80分余りの時間は、まるで次第に活性化されていく自らの視覚と聴覚に翻弄されるかのような体験だった。  ストラスブールのカフェ。賑わう昼下がりオープンテラスで、それぞれの客が自らの連れと談笑し、見つめ合い、あるいはひとりで佇んでいる。建物のガラス窓...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:29 PM

October 16, 2008

W杯アジア予選 日本対ウズベキスタン
梅本洋一

 あれは今から11年前のことだ。季節はちょうど今頃。考えてみると、日程は今回よりも1年遅かったようだ。日本対ウズベキスタン戦。山形映画祭の最中だった。まだ最終上映が残っているというのに、ホテルに戻ってゲームを見た。その前のカザフスタン戦に敗れて加茂周が解任され、岡田武史が初采配をふるったゲームだ。おそらくあのゲームに敗れればフランスの本大会に参加できなかっただろうあのゲーム。終盤までもどかしい展開...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:27 AM

October 3, 2008

『ポール・ランド、デザインの授業』マイケル・クローガー
宮一紀

 ポール・ランド(1914-96)。スイスにおけるデザイン教育の拠点であるバーゼル造形学校を設立したエミール・ルーダー、アーミン・ホフマンらとともに彼はスイス・スタイルとも呼ばれる国際タイポグラフィー様式を確立する一翼を担った。これは数あるグラフィック・デザイン様式のうちでもっとも重要な本流と言ってよいだろう。左右非対称、グリッドに沿ったレイアウト、サンセリフ体の使用といった特徴を持つこの様式は、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:17 AM

September 30, 2008

『アキレスと亀』北野武
山崎雄太

 絵を描き続ければ人が死に続ける。なんで映画観てこんな辛い思いをしなければならないのかとまた悲しくなってしまう……。  少年真知寿(マチス)は、大金持ちである生家に出入りする画家との素朴な交流から画家になることを志す。しかし、父親の会社が倒産に追い込まれてから生活は一変する。少年−青年−中年と時代を追って半生が語られてゆく真知寿を貫く無表情、過去への執着のなさは、すべて他人への無関心に端を発するも...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:40 AM

September 27, 2008

『東南角部屋二階の女』池田千尋
梅本洋一

 若く才能のある映画作家たちが小さな世界に身を落ち着けてしまうのはいったいどうしてなのだろうか?  壊れかけた木造アパートの脇に庭付きの日本家屋があり、その縁側で老人はタバコを吸っている。会社を辞めた男はそのアパートの一室に住み、同じ日に会社を辞めた同僚と男と見合いをした女性が同じアパートに転がり込む。アパートのオーナーで小さな飲み屋を営む女性が老人の世話をする。男は老人の孫であり、父の残した借...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:03 AM

September 22, 2008

『私のハリウッド交友録 映画スター25人の肖像』ピーター・ボグダノヴィッチ
結城秀勇

 まるで辞書みたいな外観の書物だが、百科辞典的な効用を期待してはいけない。網羅的な事実が必要なら、その用途によってもっと大勢の人が記載された名士録のような本や、ここに書かれた人たちのひとりひとりについてもっと詳しく書いた本がいくらでもある(ジェリー・ルイスも自伝を出版したし、ベン・ギャザラも執筆中だそうだ)。『私のハリウッド交友録』という邦題が示すとおり(原題は『Who the Hell's in...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:39 AM

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