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2008シックスネイションズ フランス対イングランド 13-24
梅本洋一

 フランスのメディアの多くはワールドカップの再現を見ているようだと嘆いている。確かにイングランドのフランスの長所を消すラグビーに完全にはまって、フランスは、それまでのフレアをまったく発揮できずに敗れ去った。ゆっくりとしたゲーム運び、スクラムの制圧、ラインアウトのプレッシャー……。速度と展開を消し、FWの力勝負とPG合戦に持ち込んで勝とうとするイングランドの戦略にフランスははまりこんでしまった。  ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:10 AM

February 22, 2008

07-08チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1st leg
リヴァプール対インテル 2-0
アーセナル対ミラン 0-0
梅本洋一

 1回戦ファーストレグから注目の2ゲーム。  インテルはマテラッツィが退場になり、ヴィーラを投入したのが裏目。もちろんヴィーラ投入はいかにもセリエらしいドロー狙いなのだが、そのヴィーラが不調。かつてユヴェントスで活躍したフランス人デシャンとは反対に、セリエの水になじめないようだ。ヴィーラがボールを持つとミスをしたり、ボールを奪われたり、「流れ」を切る原因のすべてがここに集中しているように見えた。マ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:42 AM

February 20, 2008

『身をかわして』アブデラティフ・ケシシュ
梅本洋一

 アルノー・デプレシャンなどからその名声を聞いていたケシシュのフィルムを初めて見た。つい最近3作目がフランスで封切られたばかりだが、このフィルムは、彼の2作目にあたり、大きな評判をとったものだ。  パリ郊外の高校。もちろん、ここには郊外集合住宅に住む多くの移民軽労働者の子女たちが通っている。「郊外問題」「移民問題」の巣窟であり、「郊外映画」というジャンルまで生まれている。ジャン=クロード・ブリソー...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:51 AM

February 15, 2008

『テラビシアにかける橋』ガボア・クスポ
結城秀勇

 絵が上手いのと足が早いのだけが取り柄のいじめられっこの貧しい少年が、転校生のボーイッシュな女の子と仲良くなり、ふたりは家の裏の森に空想の王国を作り上げる。こんなとき転校生の女の子が冴えない男の子にしてあげることの相場といえば、聞いたことのない音楽を聞かせたり、読んだことのない小説を貸したり、そしてなにより恋を教えたり、といったことであるはずなのだが、それを行う「年上の女」は別にいる。転校生が行う...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:45 PM

February 12, 2008

2008シックスネイションズ フランス対アイルランド 26-21
梅本洋一

 ヴァンサン・クレールの快走で26-6になった後半、マルク・リエヴルモンは、フロントローをふたり代える。第1戦でスコットランドFWに押し込まれた左プロップのジュリアン・ブリュニョーとフッカーのセルヴァの投入だ。それまでは1番がフォール、2番が百戦錬磨のスザルゼフスキ。直後にアイルランド・ボールのスクラム。案の定押し込まれるフランス。アイルランドの逆襲はここから始まった。ほぼ勝敗は決まったからもしれ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:44 AM

February 6, 2008

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
宮一紀

 それにしてもティム・バートンは徹底的に大人たちに死を与え、子供たちに生を与える。それが彼のファンタジー作家としての倫理であろう。先日テレビで放映された『チャーリーとチョコレート工場』(2005)では、様々に残虐な機械に回収されていった子供たちが、最後の最後でどういうわけか〈生〉だけは奪われずに帰還するのであった。結局のところ、文字通り〈子供〉の頃からティム・バートンを見てきたあなたや私のような若...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:56 AM

February 5, 2008

2008シックスネイションズ スコットランド対フランス 6-27
梅本洋一

 このゲームを見た人なら、明らかな変化が分かる。ベルナール・ラポルトのグローバリズムのラグビーと、マルク・リエヴルモンのフランス・ラグビーの変化が分かる。ラポルトは確かにコレクティヴなディフェンスを導入し、なかなか負けないチームを作るには作った。だが、W杯で、それは決してよい結果をもたらしてはくれなかった。深夜、眠い目を擦りながらライヴの映像を眺める眼差しには、朦朧とした反復しか見えなかった。ディ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:37 PM

February 1, 2008

日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ 3-0
梅本洋一

 冒頭、日本のパスが繋がらない。連動性が乏しい。動き出しが遅い。やっぱり岡田武史はダメか! ダメな原因はフォーメーションだ。大久保のトップ下は機能していない。ダイアモンドの中盤は、ディフェンスラインからトップまでの距離を長くしている。右サイドの内田が良いが、まだまだ弱気でシュート・チャンスにパス。もっと強気! ひとり中村憲剛が気を吐いている。こいつはどんどん伸びているようだ。フロンターレのゲームは...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:58 AM

『ジェシー・ジェームズの暗殺』アンドリュー・ドミニク
結城秀勇

 伝説的な偉大さと凡庸な卑小さ。その対決が見られるものと思い足を運んでみたものの、期待は裏切られる。ブラッド・ピット演じるジェシー・ジェームズは、異様な人物ではあるものの偉大な英雄などではない。彼の行動自体は、後に「coward」の烙印を押されるロバート・フォードのとった行動とまったく同じだ。では何が彼を英雄に仕立て、ボブ・フォードを臆病者に貶めるかといえば、それはジェシーの生前は小説やジャーナリ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:19 AM

January 28, 2008

キリンチャレンジカップ 日本対チリ 0-0
梅本洋一

 代表チームの前に監督名をつけるのは確かに余り格好のいいものではないが、ナンバー誌最新号の特集の通り「監督力」というのも事実だ。ましてや代表チームの監督は選手を選べる。岡田武史の代表監督復帰第一戦の相手がビエルサのチリだったのは、組み合わせとして面白い。そして、岡田がキャッチフレーズに大西鐵之祐の「接近、展開、連続」を挙げたのも、面白い。  そしてゲームは? これがまったく面白いものではなかった。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:28 AM

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