journal

メイン

<< previous next >>  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  | all

January 29, 2007

マイクロソフトカップ準決勝 ヤマハ対サントリー 39-40、東芝対トヨタ 38-33
梅本洋一

トップリーグのプレイオフになるマイクロソフトカップは成功している。今日の2ゲームは今シーズンのラグビーの中で最高のゲームだった。花園のヤマハ対サントリーも、秩父宮の東芝対トヨタもノーサイドのホイッスルまで勝負の行方が分からないという意味ばかりではない。勝ち点で争われるリーグ戦とノックアウトシステムのトーナメントの両方の興味がこのプレイオフで味わえる。 つまり、ヤマハもトヨタも素晴らしかった。20-...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:22 AM

January 24, 2007

『ア・グッド・イヤー プロヴァンスからの贈り物』リドリー・スコット
松井 宏

 リドリー・スコットにはどうにも妙な悲壮感が漂う気がする。真剣にやればやるほど滑稽になってしまうと言ってもいいのだが、たとえば前作『キングダム・オブ・ヘブン』のラストの籠城戦闘シーンはニコラス・レイ『北京の55日』のあの苦し気な息づかいのさらなるパロディだったはずで、まさに悲壮と滑稽の見事な合体以外の何物でもないように思われたのだった。  新作『ア・グッド・イヤー』はたぶん彼のフィルモグラフィでも...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:55 PM

January 22, 2007

アーセナル対マンチェスター・ユナイティド 2-1
梅本洋一

ゲームを見ていると匂いというか、予感というか、そんな名状しがたいものを感じることがある。それを感じているのはぼくばかりではない。ピッチ全体をそうした予感が蔓延しているのだ。 53分。エヴラの見事なオーヴァーラップからクロス。ルーニーが頭で合わせてマンUのリード。アーセナルの右サイドエブエは、クリスティアノ・ロナウドのディフェンスに追われている。だが、エブエのスピードでロナウドにシュートコースを与え...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:10 PM

D.W.グリフィス 最初期短編作品集
田中竜輔

 早稲田大学演劇博物館21世紀COE・演劇研究センターの企画よる上映活動「失われた映画を求めて」にて、グリフィスの貴重な初期短編を6本見ることができた。それらのフィルムはまさにアメリカ映画が「物語る映画」としての映画的な機能をすでに100年前に生み出していたことの証明であり、グリフィスの存在がどれほどにアメリカ映画に、否、現在のすべての映画にとって逃れられぬものであるかを改めて感じさせるものに違い...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:21 AM

January 17, 2007

『ホリデイ』ナンシー・メイヤーズ
松井 宏

『The Holiday』などと、この選択は勇気なのか無謀なのか。キャストを見るとジュード・ロウ、ジャック・ブラック、キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレットと、女性陣に「ひと昔前」感を見る節もあるやもしれぬが一応の豪華四つ巴である。こんなガチンコ四つ巴はここ数年ハリウッドでは珍しい気がするが、とはいえ現在のディアスの崩れかけ感は本当に良い。藤原紀香の現在と同じと言えばいいか、このフィルムでも...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:56 AM

『ヘンダーソン夫人の贈り物』スティーブン・フリアーズ
梅本洋一

 ここ2〜3作フリアーズ作品を見ていなかったぼくの怠惰をまず反省したい。『ヘンダーソン夫人の贈り物』を見ていると、この人の巧みさが理解されるからだ。もちろん希代の傑作というわけではない。第2次大戦中のロンドンで爆撃に晒される中でも扉を閉じようとしなかったウィンドミル劇場のオーナー、ヘンダーソン夫人と支配人のヴァンダム氏の顛末を追うこのフィルムが、かつて同じような物語を扱ったトリュフォーの『終電車』...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:49 AM

January 15, 2007

ラグビー大学選手権決勝 関東学院対早稲田 33-26
梅本洋一

 誰の目にも明らかなとおり、関東学院が早稲田のラインアウトを制圧して勝利。ぼくの予想は見事に外れた。ラグビーにおいても1対1に勝つことの重要性。だが、1対1の勝負に出てくる相手を交わしきれない早稲田のナイーヴさも見逃せない。  準決勝での関東学院の強さに驚き、ガツガツ来たらやばいぜと思っていたが、こういうチームに勝てない早稲田はまだまだだということだ。大学選手権の決勝とは言え、それが6年連続ともな...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:01 AM

January 8, 2007

W杯男子スラローム第4戦(アデルボーデン)
梅本洋一

 先週のイタリア、アデル・バディアからW杯がヨーロッパに戻ってきた。フィンランド(レヴィ)、アメリカ(ビーヴァー・クリーク)、イタリア・アルプスから本場のスイスに戻ると、本当に景色が良い。三つ星観光地はやはり良い。本物のリゾートだ。青空を背景にヨーロッパ・アルプスが見えると、まるで絵葉書そのものだが、こんな景色があるのは、スイスだけだ。  だが、ここのスラローム・コースは難しい。最初に中斜面の広い...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:29 AM

January 3, 2007

ラグビー大学選手権準決勝──大阪体大対関東学院 3-34、早稲田対京都産業大 55-12
梅本洋一

 どちらのゲームも詳細に見れば敗者の健闘はあったが、スコア──これが常に正しい──を見れば一方的なものになった。どちらかと言えばイージーな組み合わせに恵まれた関東学院が、たとえばリーグ戦で法政に敗れたようなヤワなところを見せず、明治に勝った大体大をノートライに押さえ、対慶應戦で最後に気を抜いた早稲田も、法政に勝った京産大のセットピースに最初の15分は苦しんだものの、後半一気に突き放す展開を見せた。...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:42 PM

December 12, 2006

チェルシー対アーセナル 1-1
梅本洋一

 もしフットボールに判定があれば、明らかにチェルシーの判定勝ちのゲーム。アーセナル・ゴールのクロスバーやゴールポストに何度シュートを止められたことか。しかし、結果は1-1のドロー。これがフットボールだ。  より詳細に見れば、このゲームは、両チームの現在の姿を浮き彫りにしている。まずホームのチェルシー。バラック、シェフチェンコの両雄の加入は、このゲームでもまったく何の効果もない。後半にロッベン、ショ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:42 PM

<< previous next >> all |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55