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May 7, 2006

『フォーブール・サン=マルタン』ジャン=クロード・ギゲ
梅本洋一

おそらく昨年の秋にギゲが亡くならなければ『フォーブール・サン=マルタン』を見ることなどなかったろう。今から28年前、私はジャン=クロード・ギゲの処女長編『美しい物腰』(良家のマナー)を見た。自室に戻ってラジオをつけると、ギゲのインタヴューを放送していた。おぼろげな記憶を辿ると、彼はこんなことを言っていた。「ぼくが育った場所では、原語での外国映画の上映などあり得なかった。だから今でもアメリカ映画をフ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:38 AM

April 30, 2006

「日本サッカー戦記2002〜2006ドイツへの道」後藤健生
渡辺進也

現在書店に行けばサッカー関連の方が数多く並んでいる。新たにサッカー雑誌が創刊され、ワールドカップを前にして日本代表の展望、またはその軌跡を振り返る本も数多く刊行されている。そんななかで、ここ数年の日本代表を振り返ろうと思う人にうってつけの本がこの本である。本書はサッカーの観戦試合数が3000試合を超えるという日本で最も著名なサッカーライターによって書かれた、「2002~2006ドイツへの道」という...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:08 PM

April 28, 2006

チャンピオンズ・リーグ準決勝2nd Leg——2
梅本洋一

バルセロナ対ミラン 0-0 (1-0)  ビジャレアル対アーセナルの停滞とは正反対の緊張感溢れるスコアレスドロー。けれども内容としてはバルサの圧勝だ。バルサは堂々とパリに向かう。  もしミランのGKがジーダでなければ2-0くらいのゲームだった。バックラインでも中盤でもそして前戦でもバルサの圧勝。もちろんロナウジーニョというスーパーな選手がいることもあるが、バルサの前にあっては、ミランのフットボール...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:58 PM

April 27, 2006

チャンピオンズ・リーグ準決勝2nd Leg
梅本洋一

ビジャレアル対アーセナル 0-0 (0-1)  この退屈さはいったい何なのか? 日本時間で早朝も早朝3時45分キックオフのゲーム。冒頭からぼくらの疲労はピーク。さらにこのゲームには目の覚めるようなスルーパスもなければ、信じられないシュートもない。ひたひたとアーセナルのヴァイタルエリアに攻め入るビジャレアル。そこから繰り出されるスルーパスや、クロスをアーセナルのバックラインがひたすらクリアするだけの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:01 PM

April 25, 2006

チャンピオンズ・リーグ準決勝1st Leg
梅本洋一

ミラン対バルセロナ 0-1  準決勝まで進出するチームはリーグ戦との日程調整で本当に大変だ。リーガで首位独走のバルサはまだしも、ユーヴェの背中が見えてきたミランはすべて勝ちに行かねばならない。捨てゲームはなく、体力的にもきつい。対するバルサはロナウジーニョを2ゲーム休ませ万全を期した。勝ちに行くためには、まず負けないゲームをすることが選択されるから、勢いゲームは停滞してしまう。相手のフットボールの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:16 AM

April 10, 2006

チャンピオンズ・リーグ マンチェスター・ユナイティド対アーセナル 2-0
梅本洋一

 日程的にタイトなアーセナルとチェルシー追撃に望みの出てきたマンU。チャンピオンズ・リーグに勝ち残っている4チームのすべてがリーグ戦の成績も賭けているので、リーグ戦終盤の4月は本当にきついゲームが続く。だが、シーズン終盤になってアーセナルは「だんだん元気になってきている」(反町)ので、好調のマンU相手でも、しかもアウェイでもなんとか凌げるのではないかと思っていたが、アーセナルはウェイン・ルーニーひ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:35 PM

April 7, 2006

チャンピオンズ・リーグ ユヴェントス対アーセナル 0-0(0-2)
梅本洋一

 昨日、ミランが老練さを発揮して若きリヨンを振り切ったのに対して、今夜は同じカードの1st Leg同様、名門ユヴェントスが自滅してしまった。直接的にその自滅はネドヴェドの退場を指すが、ホーム&アウェイの2戦を見る限り、ユヴェントスが本領を発揮したのはハイバリーの1st Legの前半20分だけで、後はアーセナルの若さに翻弄されただけだったようにも思える。もしブッフォンの頑張りがなければ、この2nd ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:24 AM

April 5, 2006

『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男』マーク・モーマン
須藤健太郎

 本作は伝説的なレコーディング・エンジニアにして音楽プロデューサーのトム・ダウドを追ったドキュメンタリーである。2002年、長年の業績が称えられ、彼にはグラミー賞功労賞が贈られる。本作もまたそのような流れの中で製作されたドキュメンタリーであろう。  アトランティック・レコードで数々のレコーディングに立ち会った彼は、本当に驚くべき数のミュージシャンと仕事をしていた人だ。セロニアス・モンクやジョン・コ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:27 PM

March 31, 2006

『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』トミー・リー・ジョーンズ
田中竜輔

 合衆国とメキシコとの国境において生まれたこのフィルムは、同時にもうひとつの境界を起点にしてその運動を始める。それは「生」と「死」における境界においてである、と言ってしまえば単純なことに聞こえるのかもしれないが、そうではない。  まずはじめに、私はこのフィルムの序盤を見ていて人間関係がまったく理解できないことに戸惑った。このフィルムはそれほど多くの人物が出演しているわけではないし、ここで語られてい...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:22 AM

March 29, 2006

チャンピオンズリーグ アーセナル対ユヴェントス2-0
梅本洋一

 奇妙な1戦だった。前半を見る限り、ユヴェントスの巧妙かつ手堅いフットボールがアーセナルのパスフットボールを完全に消していたが、前半残り5分でセスクのシュートがテュラムの股間を抜けてユーヴェ・ゴールに吸い込まれていった辺りから次第に形勢が変化を始めた。  アーセナルのアタッキング・フットボールの長所は、中盤のパス交換から両サイドに展開され、サイドを崩しきった形でシュートというものだが、ゲーム開始早...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 10:57 PM

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