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April 15, 2005

Champions League quarter-final 2nd leg バイエルン・ミュンヘン対チェルシー 3-2
梅本洋一

ミラノのサンシーロが発煙筒の炎に包まれた頃、ミュンヘンのオリンピック・スタジアムではゲームの趨勢が決しつつあった。もしぼくがミラノにいてインテルのサポーターだったら、発煙筒を放り込んだかもしれない。カンビアッソのクリーンなヘッディング・シュートがネットを揺らしても、ファールの判定に腹を立てるのは当然だろう。ミスジャッジだ、だが、暴力的な行為は許せない、ましてや主審はドイツナンバーワンだ、そんな声が...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 7:45 AM

April 7, 2005

『FILING—混沌のマネージメント』織咲誠・原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 企画/構成
藤井陽子

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たとえば部屋の中をぐるっと見回してみると、それだけで人はかなり多くの種類の物質を目にすることができる。自らが意図して、あるいは無意識のうちに、集まっていったものとその混沌を、単に無機的に整頓するのではなく、ゆるくまとめ、ものとものとを出会わせる有機的な空間を生み出すような整理をしないか、というのが「FILING」のひとつの提案で、本書ではその実行例や、実行する際に手助けとなるひと工夫された道具、ア...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:33 PM

Champions League quarter-final 1st leg チェルシー対バイエルン・ミュンヘン 4-2
梅本洋一

前半は両チームとのプレスの掛け合いで中盤で優位を取れない。バイエルン、チェルシーともこの戦い方でここまで勝ち上がってきたわけで、チェルシーもモウリーニョ不在であってもこの戦い方を変えることはない。両チームともフォーメーションは4-5-1。だがポゼッションは次第にチェルシーが上回るようになる。マケレレ、ランパードのセンターミッドフィールダーふたりの力が、バイエルンをずっと上回り、バイエルンは、頼みの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:11 PM

April 4, 2005

『アビエイター』マーティン・スコセッシ
渡辺進也

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“the way to the future”
映画も後半、自らの夢をある程度成し遂げたハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)はこの言葉を何度も何度も繰り返す。それは、まるで故障した機械のようだ。この言葉を呟いているとき、ヒューズはこれまで歩んできた道のりを遠くのほうで意識しつつも、同時にその道のりが自分から本当に遠くにあるように感じながら呟いているように見える。ヒューズは自分の成し遂げて...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:44 AM

April 1, 2005

『吉本隆明「食」を語る』吉本隆明、宇田川悟
衣笠真二郎

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「食」を語る、とタイトルにはあるけれども、インタヴュアーによる聞き語りのなかで街の名店や絶品のメニューといった固有名詞が吉本隆明氏の口に上ることはほとんどない。食べものにかんしては幼いころ母親が作ってくれた味の濃い料理、高校生時代よく飲んだというどぶろくの酒、所帯をかまえ炊事を担当するようになって工夫した調理法……などなど、グルメとはほとんど無縁と言ってよい個人的な食の思い出について隆明氏は感慨深...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:17 AM

サッカー:アジア地区最終予選 日本対バーレーン 1-0
梅本洋一

実はゲーム開始前2-0という結果を予想していた。1-0しかもオウンゴールという結果は、クオリフィケーションにありがちな結果だ。ゲームに勝利し勝ち点3をとるという目的が果たされた。とりあえずこれでよいと断言しておこう。引き分けも負けも許されないゲームを勝ったことはチーム力がついた証拠だ。 だが、翌日の新聞には不満が渦巻いている。スコアの面で確かに「辛勝」なのだが、ゲームを見た人ならほぼ全員が共有する...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:15 AM

March 27, 2005

サッカー:アジア地区最終予選 イラン対日本 2-1
梅本洋一

結果は敗戦であり、ワールドカップでは予選が一番面白いという定理を証明した形になった。アジア・カップではこうした展開でも奇跡的に勝ちを拾った日本だが、それは単に奇跡的だったからで、何度も続くものではないだろう。だが、勝負には負けた──確かにクオリフィケーションとしては痛い敗戦だが──が、日本はとても強いという印象を受けた。審判のジャッジも完全にアウェイで、もちろん10万の観客も完全にアウェイなのだが...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:53 AM

March 23, 2005

『東京散歩昭和幻想』小林信彦
衣笠真二郎

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本書は、かなり前に出版された『日本人は笑わない』に追加・再編集をほどこしたものである。内容的にも「おなじみ」といえる代物でいつものように小林信彦の名コラムを存分に楽しめるのだけれども、改められた新しい題名そのものに少し引っかかってしまう。『東京散歩昭和幻想』とはずいぶんわかりやすいタイトルだがあまりにもストレートであるように思うからだ。著者が妄執的にこだわり続けてきた空間と時間の名称に「散歩」とと...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:27 AM

F1第2戦マレーシアGP
黒岩幹子

開幕戦のフィジケラに続き、チームメイトのアロンソがポール・トゥー・ウィン、ルノーが2連勝。そして、2位には再び2番手グリッドからスタートしたトゥルーリが入り、参戦4年目のトヨタに初の表彰台をもたらした。つまり、フロント・ローからスタートしたふたりが順当に逃げ切ったことになる。 いくらレース中のタイヤ交換が禁止されたとはいえ、現在のF1においてスターティング・グリッドがレースの半分を決めてしまうこと...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:24 AM

March 22, 2005

ラグビー:6 Nations ウェールズ対アイルランド
梅本洋一

結果から書こう。32-20でウェールズ。27年ぶりのグランドスラムだ。今から27年前とは、ウェールズがレッドドラゴンの名をほしいままにし、JJそしてJPRのふたりのウィリアムズ、そしてこの日英語放送の解説をしていたフィル・ベネットなど黄金時代の名選手の最後のキャリアになった時代だ。それからウェールズはいいところまで行ったことはあったが、5ヵ国対抗、6ヵ国対抗をグランドスラム(全勝)で飾ったことはな...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:25 AM

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