追悼 梅本洋一
「映画批評=現在と並走すること」

『ヤンヤン 夏の想い出』上映+トークイベント

2013 年 3 月に急逝した映画批評家・梅本洋一が創刊した映画批評誌「カ イエ・デュ・シネマ・ジャポン」は、「現代の映画」をめぐる思考を原動力と する雑誌だった。現在時制において映画と人は、映画と世界は、あるい は映画と批評は、どのように関係を紡ぐことができるのか。90 年代を 走り抜けたこの雑誌が見出した数多くの映画作家たち、映画批評家たち は、今もなおその問いを継続している。 わたしたちはここから、どのように映画とともに生きていくことができ るのか。
梅本洋一が「カイエ・ジャポン」誌上で最後に記した批評の中で、「現在進行形の世界を思考する映画」として絶賛した『ヤンヤン 夏の想い 出』の上映とともに、「カイエ・ジャポン以後」の新たな旅を模索する夏の一日をお送りする。

ヤンヤン 夏の想い出

ヤンヤン 夏の想い出

8月24日(土)
開場:15:30 開映:16:00(~19:00)  トーク:19:15(~20:30 予定)

会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
(東京都新宿区市谷船河原町15) http://www.institutfrancais.jp/tokyo/

※本イベントにつきましてアンスティチュ・フランセへのお問い合わせはご遠慮ください。
ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。
contact@nobodymag.com

入場料金:¥1,500(当日会場で「nobody issue39同時購入の場合:¥1,000)

上映作品:『ヤンヤン 夏の想い出』(エドワード・ヤン、2000年/173分/ヴィスタ/35mm/カラー)
トークセッション「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン以後の映画批評をめぐる真夏の夜」

Guest
安井豊作(映画批評家、「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」元編集委員)
荻野洋一(映画批評家、「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」元編集委員)
稲川方人(詩人、「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」元編集委員)

協力:アンスティチュ・フランセ東京、バサラ・ピクチャーズ

ヤンヤン 夏の想い出