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June 10, 2005

W杯アジア予選 クウェート対韓国 0-4
小峰健二

[ photo, theater, etc... , sports ]

 クウェート戦前、韓国は勝ち点7でAグループ2位につけていた。勝ち点4のクウェートに勝つか引き分けでワールドカップ出場権を獲得できる。まさに日本代表と同じ状況。しかし、韓国は先日のウズベキスタン戦でロスタイムに辛くもドローに持ちこむという苦戦を強いられ、韓国本国では不安が渦巻いていた。それもそのはずウズベキスタン戦ではコンビネーションが噛み合わず、チグハグな動きでチームは苛立ちさえ見せていた。PS...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:14 AM

June 9, 2005

W杯アジア予選 北朝鮮対日本 0-2
梅本洋一

[ cinema , sports ]

 日本代表は淡々とドイツ行きの切符を手に入れた。そう、淡々と。歓喜も悲劇もなく、淡々と。  その事実は、さらに別のふたつの事柄を浮き彫りにする。ひとつは──このひとつは「淡々と」の大きな理由だが──アジア出場枠4.5というのは、楽に予選を進められるということ。ヨーロッパの各地の予選を見る限り、落とすのが惜しいチームが多い。それに最低2ヵ国は強豪チームが入っているグループリーグで1位にならなければプ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:23 AM

June 6, 2005

『ミリオンダラー・ベイビー』クリント・イーストウッド
渡辺進也

[ cinema ]

 アカデミー作品賞受賞作品。ヒラリー・スワンクは主演女優賞を受賞し、モーガン・フリーマンは助演男優賞を受賞。イーストウッドは監督賞を受賞した。前作の『ミスティック・リバー』に続き、アカデミー賞がイーストウッドを無視することができなくなっている。  Tough ain't enough.  すでに30歳を過ぎ、ウェイトレスをしているマギー(ヒラリー・スワンク)は、優れたボクサーを何人も育てているフラ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:29 PM

『ホテル・クロニクルズ』青山真治
月永理絵

[ book ]

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 7つの場所を巡る物語。この中の、いくつかの短編が文芸誌に掲載されていたのを読んだことがある。しかし、そこで書かれていた場所の名前のほとんどを忘れていた。物語を読んだ、という記憶だけが強く残っている。 青山真治の小説を読むことは、私にとって苦しい体験だ。すでに終わってしまったものに対して、憧憬を感じるでも悔しむでもない。終わったことをただ認めるしかないのだと、読むたびにそんなことを思う。絶えず「...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:12 PM

June 5, 2005

W杯アジア予選 バーレーン対日本 0-1
梅本洋一

[ sports ]

 柳沢ワントップの3-6-1のフォーメーション。骨折の伸二に代わって2シャドーの一角に小笠原が起用された。両サイドに加地とアレックス、中田と福西のボランチ。3-6-1と言うよりも3-4-2-1という方が正確だろう。高原の怪我、鈴木の不調といった条件下では、この布陣が適切なのではないか。久保を欠いたFWは人材不足。ミッドフィールドには、黄金の4人(マイナス伸二)の他にも、福西、遠藤、小笠原といったタ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:05 AM

June 4, 2005

『ションベン・ライダー』相米慎二
藤井陽子

[ cinema ]

「この夏、落魄れてしまった諸君!」デブナガの掛け声が響く。プールで悪ガキに囲まれたジョジョ(永瀬正敏)と辞書(坂上忍)のもとへ、ブルース(河合美智子)がヤーッと飛び込む。水しぶきが飛び散る。  登場人物はプールへ、海へ、川へ、銭湯へ、身を投げ出していく。  高さ20メートルはありそうに見える吊り橋からブルースは何気なく川へ飛び込む。ほとんど意味など分からない。「あ!」と、彼女の後につづきアラレ(...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:32 PM

June 3, 2005

『フォーガットン』ジョゼフ・ルーベン
結城秀勇

[ cinema , photo, theater, etc... ]

 息子を事故で失った母親。しかし、周りの人間はその記憶を忘れていき、彼女の記憶が単なる思いこみにすぎないのだと説得する。はじめから子供などいなかった。君は流産のショックで妄想を抱いている。彼女はそんな言葉に耳を貸すことなく、自分がなんらかの陰謀に巻き込まれているのだと確信するに至る。  そこでジュリアン・ムーアの記憶が本当の記憶なのかということは、一切問われない。冒頭の一見ゆらゆらとして不安定そう...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:18 AM

June 2, 2005

『さよなら、さよならハリウッド』ウディ・アレン
黒岩幹子

[ cinema , cinema ]

 原題は「Hollywood Ending」。ゆえにオープニングはジョニー・マーサ/リチャード・ホワイティングの「Hooray for Hollywood(ハリウッド万歳)」で幕開け。そういえば、大阪はUSJにある、あのユニヴァーサルの地球儀モニュメントの周りでもこの曲がかかっているらしい。でも、この映画の頭に出てくるのはユニヴァーサルの地球儀ではなく、「ドリームワークス」の文字。あのドリームワー...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:29 AM

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