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October 28, 2007
「労働の拒否」廣瀬純レクチャー@東京日仏学院
『労働喜劇』リュック・ムレ田中竜輔
[ cinema , cinema ]
廣瀬純はその講演の冒頭で、大胆にジル・ドゥルーズの『シネマ』をおよそ次のように要約する。ドゥルーズの論理において、個々の映画作品(フィルム)とは有限個の要素からなる宇宙(メタ=シネマ)の組み換えによって生みだされるものであり、それら映画作品は決してその宇宙=シネマを全体とする部分に相応するものではない、と。そしてそれぞれ単一の要素にはひとつとして「特権的瞬間」は存在せず、それらはいずれも「どれで...全文を読む ≫
投稿者 nobodymag : 10:53 PM