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July 19, 2021

第74回カンヌ国際映画祭報告(5)

[ cinema ]

パルムドール Titane directed by Julia DUCOURNAU グランプリ Un Héros (A Hero) directed by Asghar FARHADI Hytti N°6 (Compartment n°6 / Compartiment N°6 directed by Juho KUOSMANEN 監督賞 Leos CARAX for Annette 脚本賞 R...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:50 PM

July 15, 2021

《特集 カンヌ国際映画祭とフランスの女性監督》『すべてが許される』

[ cinema ]

7/17(土)より横浜シネマリンにて《特集 カンヌ国際映画祭とフランスの女性監督》が開催される。そのオープニングを飾るミア・ハンセン=ラブ監督の初長編作品『すべてが許される』について、フランスの映画批評家、人気カルチャー雑誌『レザンロキュプティーブル』代表のジャン=マルク・ラランヌによる優れた批評を訳出してお届けする。 梅本健司 父と娘のあいだの苦悩と和解を描く驚くべき第一作 ジャン=マルク・ララ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:31 PM

July 13, 2021

第74回カンヌ国際映画祭報告(4)フランスの新しい才能ーー三本の初長編 マキシム・ロワ、エマニュエル・マール (&Julie Lecoustre)、ヴァンサン・ル・ポール

[ cinema ]

マキシム・ロワ『LES HÉROÏQUES』©TS Productions - Marianne Productions - 2021  今年のカンヌ国際映画祭では、カメラドールの対象になる処女長編が、公式部門、併行部門、監督週間と批評家週間を合わせて31本ノミネートされた。フランスのみならずヨーロッパでは、短中編でデビューした後、それを足がかりに初長編に至るのが一般的なプロセスとなっている。マ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:30 PM

July 11, 2021

第74回カンヌ国際映画祭報告(3) シャルロットによるジェーン、トッドによるヴェルヴェット・アンダーグラウンドーーシャルロット・ゲンズブール『JANE PAR CHARLOTTE』とトッド・ヘインズ『THE VELVET UNDERGROUND』

[ cinema ]

シャルロット・ゲンズブール『JANE PAR CHARLOTTE』©Nolita Cinema / Deadly  カンヌ国際映画祭に新設された「カンヌプレミア」部門の一本である、シャルロット・ゲンズブールの初長編『JANE PAR CHARLOTTE』のタイトルは、アニエス・ヴァルダ監督『アニエスv.によるジェーンb』(1988)ーバーキンが、ヴァルダに送った手紙がきっかけとなり制作されたもの...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:56 PM

July 9, 2021

第74回カンヌ国際映画祭報告(2)それぞれの開幕上映作品たちーーレオス・カラックス『ANNETTE』、アルチュール・アラリ『ONODA』、エマニュエル・カレー『OUISTREHAM (BETWEEN TWO WORLDS) 』、コンスタンス・マイヤー『ROBUSTE (ROBUST) 』

[ cinema ]

レオス・カラックス『ANNETTE』©CG Cinéma International  第74回カンヌ国際映画祭待望の開幕上映作品、レオス・カラックス『ANNETTE』。ドライバーとコティヤールの二大スターをキャスティングしたミュージカルコメディ?ほぼ全編に響く歌声は、感情の高揚や、劇的な展開を演出するためには機能しない。緑色のバスローブを纏うアダム・ドライバーはドニ・ラヴァンを彷彿とさせ、『...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:11 AM

July 6, 2021

第74回カンヌ国際映画祭報告(1)第74回カンヌ国際映画祭開幕ーーフランスのための国際映画祭

[ cinema ]

 7月6日、2020年のロックダウン下での中止を経て、第74回カンヌ国際映画祭(7月6日―17日)が開幕する。今年は国際コンペティション部門24本中、仏監督作品7本、仏共同製作作品は11本と、例年よりもさらに仏関連作品が多くを占める結果となった。例年、コンペティション部門に数本入る初長編は皆無、初めてカンヌ入りする監督や新人の発掘は、ある視点部門と特別上映部門に、その役割を移した。昨年から待望され...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 11:19 PM