*写真も随時アップします、、
朝4時起床。
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7時30分起床。朝っぱらからトラブル。テレビが点かず、ドライヤーも使えない。昨夜はどちらも使えたのに。私らが間違った使い方したんだろうか..。フロントに一応言っておく。 空は薄い雲に覆われているがたまに青空が顔を覗かせる。寒くはない。 ホテルへ戻る。テレビとドライヤーが使えるようになっていた!! よかった。高額の請求書を出されたりしないか心配だが、何も言って来ないし大丈夫だろう。
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8時30分起床。朝から雨が降っている。 感傷に浸っているのも束の間、メトロは再び地下へ潜る。トロカデロ駅で下車。
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8時30分起床。今日からサマータイムになるらしい。時計の針を1時間早める。 朝食をいつも通りホテルで済ませ、アラブ世界研究所へ行く。 夜、同行人が溝口健二の『雨月物語』を観たいと言い出す。滞在時間は限られているのだから日本でも観られるものをここで観ても..とも思ったが付き合うことにする。別に安いし。(日本円で400円!)日曜のレイトショーだが客の入りはいい。1年前に名古屋の映画館で一度観たが、今回はとりわけ、最初の方のシーンで田中絹代と息子が久しぶりに帰ってきた父親に駆け寄るショットに感動する。
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8時ごろ起床。 パリの街は、どうも街が創られた順序が、物理的に考えられるのと逆であるように私の目には映る。建物は、あらゆる建物が「ここにあります」というアピールをしない。はなっからそこにあったような顔をしているのである。つまり、もともとあったのは建物のほうで、それを削っていって通りをつくっていったように見える。通りにも、今は見えないがかつては建物がそこにあったのではないか。つまり、パリにいて受ける力とは、建物の存在感ではなく、それらを削ぎ落としていく運動である。通りは概して円形の広場へと繋がっており、広場には車線もなく、そこには車が雪崩のように押し寄せて来る。ここでもその運動力を受けることができる。パリにおいて、通りは痕跡になる。通りと通りが交わる部分、(いわゆる角部屋にあたる)角の部分には窓が施されているが、これは、比喩的な表現をすれば、建物を削っていった彫刻家の、建物に対するいたわり、誠意のようだ。トリュフォーのフィルムで、青年になったドワネルが角部屋に住んでいるのも、「家庭」や「思春期」でパッサージュが舞台になっているのも、その空間と登場人物、物語がシンクロするためには至極当然のことであったような気がする。 夕方、Cine Refeleという名前の、映画関係を専門に取り扱う本屋へ行く。
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洗濯物がたまってきたので、近くのコインランドリ―に行く。 今晩の夕食は、ある方がデザート代わりにチャーハンをおかわりしてしまうほどチャーハンが美味いという、噂の“竹林”に行かねば、と思いReu Gay Lussacで探すが見つからない。店じまいしてしまったんだろうか。仕方ないのでその通り沿いの中華料理の店に入る。Noodleと書いてあるのでてっきりラーメンのようなス―プ状のものが出てくるかとおもっていたら、日本で言う焼きうどんのようなものが出てきて驚いたが、なかなか美味しい。海老チリも美味。
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今日は朝から雨降り。初めてポンピドゥーセンターの中に入る。 ポンピドゥーを出たらもう雨は止んでいたので昨日は入れなかったアイスクリーム屋さんに寄って、ホテルまで歩いて帰ることにする。“ペルティヨン”で、同行人はバニラ、私はショコラとココナッツアイスを注文。美味しいけど店員のお姉さんがマネキンみたいでこわい。あと席狭すぎ。隣に座っていた8歳ぐらいの女の子が店員にものすごい勢いで注文をつけていて、「アイスクリームに関しては譲れないわ」風で見ていて面白かった。彼女は若干8歳にして、数知れずのアイスクリーム屋さんを今まで渡り歩いて来たに違いない。食べ方も特殊、というか異常。そうやって何かに執拗にこだわりをもつという事は良いことだとも言えるが、将来ものすごい我が侭な女になるか、果ては口うるさい小姑になるのではなかろうか。
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8時ごろ起床。いつも通り一階のサロンで朝食を済ます。 ソウル行きの飛行機に搭乗し座席に着くと、隣に座っている男性が知人にそっくりであることに気が付く。
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