雑誌nobodyが主催する、映画と作り手と観客をつなぐ新・月例イヴェント〈CINEMALINK〉。
nobodyが推す“熱い”映画たちを発信する定期的な〈場〉をつくっていくこの新イヴェント第1回目のゲストは、UPLINK FACTORYでの自主上映会で新たな作品公開の形を実践してきた“空族”富田克也と相澤虎之助の両氏。『サウダーヂ』、『バビロン2』という両監督の最新作に繫がるふたつのドキュメンタリー作品を上映する。インディペンデント映画の中心にいる彼らを招き、「日本映画のための挑発的実践」を試みる。
11/19(金)開場 19:00/開演19:30
上映作品: |
『FURUSATO 2009』 『花物語バビロン』 上映後 富田克也 × 相澤虎之助 × nobodyトーク『日本映画のための挑発的実践』 |
---|---|
ゲスト: | 富田克也、相澤虎之助 |
会場: | UPLINK FACTORY |
料金: | 予約¥1,600/当日¥1,800(共に1ドリンク付き) |
映像制作集団。自主上映をしていた『国道20号線』(07)が注目を集め、単館系劇場にて全国公開、「映画芸術」誌上にて2007年日本映画ベスト9位に選出された。最新作『サウダーヂ』は、現場にエキストラ100人以上が集まるなど、完成前から早くも大きな話題を呼んでいる。
最新作『サウダーヂ』のリサーチとして、一年間にわたって撮りためられた映像がひとつの作品として生まれ落ちる。道から街へ、そのダイナミックなシフトチェンジがここで体感できる。農業、土木業、工業、商業はこれからどうなっていくのかという経済的な問題群の渦中で、ブラジルからの移民労働者や若いHIP-HOPグループといった集団が結びついていく。一地方都市の現状を切り取るドキュメントであるばかりか、SF(UFOについての話!)やミュージカル(日常的な会話が音楽に変貌する瞬間)でもあるこの作品は、長編の副次的な産物というに留まらないきわめて映画的な映画である。
タイを訪れるひとりの日本人の若者の姿を追った「自分探し」ドキュメンタリーという体裁をみせながら、金と権力が渦巻く麻薬産業の血塗られた歴史を辿る壮大な叙事詩ともなっている異色作。若者はその地でいったい何を見出すのか。バビロンの花たちをめぐる、アヴァンギャルド・ドキュメンタリー作品である。
150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F tel 03-6825-5502 fax 03-3485-8785 mail factory@uplink.co.jp
イヴェントへの参加予約をご希望の方は、(1)お名前(2)人数[一度のご予約で3名様まで](3)住所(4)電話番号、以上を明記の上、 件名を「予約/nobody CINEMALINK」として、factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。
イベントに関するお問い合わせ:contact@nobodymag.com