特集『ドライブ・マイ・カー』
濱口竜介監督の最新作『ドライブ・マイ・カー』が8月20日(金)より公開された。今年の「第74回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門にて脚本賞を受賞し、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞という3つの独立賞を受賞したことも記憶に新しい。小誌NOBODYでは「特集『ドライブ・マイ・カー』」と題し、本作を巡る論考に加え、これまでNOBODYと深く関わりをともにしてきた濱口竜介監督との足跡とを、独自のアーカイブ形式にてお届けする。
重ねて、掲載と訳出の許可をいただいたティエリー・ジュス氏には、この場を借りて改めて感謝の意を申し上げたい。本特集が『ドライブ・マイ・カー』のさらなる魅力に迫るための一助となれば幸いだ。