JOURNAL

『きみの鳥はうたえる』三宅唱
結城秀勇
第15回ブリィブ国際中編映画祭レポート
槻舘南菜子
『泳ぎすぎた夜』五十嵐耕平&ダミアン・マニヴェル監督 インタヴュー
松井宏
『寝ても覚めても』濱口竜介
結城秀勇
『私の緩やかな人生』アンゲラ・シャーネレク
三浦翔

坂本安美 ブログ

「第21回カイエ・デュ・シネマ週間」フィリップ・ガレル「現代の恋愛についての3部作」 坂本安美
「第21回カイエ・デュ・シネマ週間」 東京開催オープニング作品 『ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期』について 坂本安美
カトリーヌ・ドヌーヴからの手紙 坂本安美
カトリーヌ・ドヌーヴの眼の中で... 坂本安美

「週刊平凡」

梅本洋一が私たちのもとを去ってから5年の月日が流れた。もう5年? 私は何をやっていたんだろう、相変わらず飲んだくれて帰ってきて、大学生になった息子に呆れられ、仕事も家事も恋愛も、いろいろなことにびくびくしながらも、とにかく突っ走っり、いろいろなものにぶつかってばかりの毎日。

たまに思い出す、「安美は豪快な人だね」、「長所を伸ばせばいいんだよ、短所なんて皆、持っているんだから」、どんなときも励まして、褒めてくれた彼の言葉を。

5年間、なかなか梅本洋一の著作を手にすることができずにいた。読んでいると泣いてしまうから。今でも泣いてしまうけど。でもそろそろちゃんと向かい合い、洋一の言葉に触れたいと思う。彼の言葉の持つ速度(「川島雄三の速度について」)、かっこよさ(「ミッキーさんはずっと青春」)…。

あれから東京の街はまたどんどん変わってしまい、洋一がよく電車の窓から眺めていた風景もどんどん変わってしまった。あなたは、がっかりしているだろうか。いや、きっとそれでもあなたはこの街を、風景を、いろいろなものを見つめ続け、美味しいものをたくさん食べ、スポーツ、映画、建築、音楽、本、そして若い学生たちに触れながら、どこかで「週刊平凡」を書き続けている。その視線とともに、これからの5年間をまた歩んでいきたいと強く思う。

坂本安美

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NOBODY ISSUE46 SPRING2017

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【特集】富田克也監督『バンコクナイツ』
ジ[インタビュー]富田克也✖相澤虎之助
[インタビュー]MMM✖Mr.麿✖YOUNG-G
[寄稿]フィリップ・アズーリ

【インタビュー】
瀬田なつき『PARKS パークス』
小森はるか『息の跡』
デイヴィ・シュー『ダイヤモンド・アイランド』
ケント・ジョーンズ

【小特集】進化するベトナム映画
[インタビュー]ブイ・タク・チュエン『漂うがごとく』
[インタビュー]ファン・ダン・ジー『大親父と、子親父と、その他の話』
[レポート] Autumn Meeting 2016 滞在記

【追悼座談会】
カーティス・ハンソン「窓越しに世界を見つめ続けた人」
安井豊作✖小出豊✖黒岩幹子✖降矢聡✖NOBODY編集部

ミゲル・ゴメス インタヴュー

【連載】
赤坂太輔「メディア批判としての現代映画」第4回
荻野洋一「衆人皆酔、我独醒」第5回
新連載! 田中竜輔(聞き手=安井豊作&中原昌也)「メタルとは何か」

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