ホームステイ先を出発したのは朝8時半ごろだっただろうか。1、2時間の仮眠を取ったあと、玄関にはスタッフのベレーナとその友だちが車で迎えに来てくれていた。フランクフルト空港までは約15分。移動中は二日酔いによる体調不良で彼女や佐藤に気をつかわせてしまったものの、なんとか無事到着。出国まではマクドナルドのテーブルに腰かけながら、3人で日本語を交えて世間話に華を咲かせた。ベレーナは日本のテレビドラマに興味があるらしく、今年の夏から東京の中野で住むらしい。別れの時間が差しせまるなか、佐藤とともに日本での再会を約束した。火曜日から月曜日までのあっという間のフランクフルト滞在、これにて無事閉幕。そしてアブダビまでの長い長いフライトのはじまり。