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April 1, 2014

『それでも夜は明ける』スティーヴ・マックィーン
渡辺進也

 最初に、まるでこれから起こることをダイジェストで示すように一連の様子が描かれる。サトウキビの収穫の仕方を教えられ、金属の皿に載せられた食事を素手で掴み、木の実からインクを作ろうとして失敗し、夜中横に寝る女奴隷に誘われる。そこにあるのは、陥ってしまったことに対してどうしようもないあきらめの表情なのか、それともうまくいかないことへのいらだちなのか。  『それでも夜は明ける』の原題は、’12YEARS...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:39 PM

March 14, 2014

『アメリカン・スリープオーバー』デヴィッド・ロバート・ミッチェル
高木佑介

 何か突飛なことをするには遅すぎる、でもこのまま終わってしまうのはつまらない。若さを無邪気に謳歌したいわけでも、少し背伸びして大人の気分を味わいたいわけでもない。夏の終わりの空気とともに揺らぐティーンエイジャーたちの、そんな感情。すぐに終わりが訪れることなど言われなくともわかっている、楽しくもありどこかもどかしくもあるその時間。実際にあるのかどうかもわからぬそのような一時期を迎えつつある人々のあり...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:34 PM

March 8, 2014

『パリ、ただよう花』ロウ・イエ
三浦 翔

 この映画の後半に、印象的な場面がある。中国の知識人による、インタビューの場面だ。「中国では共同で見る幻想として映画があります。そうではなく、私たちが求める本当の映画とは悪夢のことなのです」この知識人とは、いわゆるロウ・イエの生き写しであるわけだが、中国政府に5年間の制作を禁じられた彼は、いまどのようにして、「映画」を撮り続けようとしているのか、そして彼の答えにある悪夢とはいったい何のことなのだろ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:54 AM

『息を殺して』五十嵐耕平
田中竜輔

2017年の12月30日から2018年1月1日にかけてのとある清掃工場での出来事。未来と呼ぶには近過ぎて、現在と呼ぶには遠過ぎる、そのような『息を殺して』の時代設定とはいったい何なのだろう。このフィルムの登場人物たちは、どうやら自衛隊が「国防軍」と名前を変え、若い人々が戦地で命を落とすことが決して珍しい出来事でなくなった時代を生きているようだ。しかし一方で、彼らは2014年と同じような機種のスマー...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:42 AM

March 4, 2014

『お気づきだっただろうか?』core of bells
徳永綸

「『怪物さんと退屈くんの12ヵ月』は降霊術と極めてよく似ています。」 公演フライヤーの裏にはそう書いてあった。core of bells――バンドという形態でありながらも、映画制作、ワークショップ、お泊りキャンプ、ホルモン屋などなど活動の範囲を自由に設定する彼ら(HPプロフィール欄参照)は、今年いっぱい、毎月一回ずつ舞台に立つらしい。それがこの「怪物さんと退屈くんの12ヵ月」という企画であり、その...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:03 PM

February 23, 2014

『ワンダー・フル!!』水江未来
隈元博樹

作品は本来「work」と呼ばれ、なした仕事が積もり積もれば「works」となる。だから作品を作ることが仕事である以上、作家は労働者であり、作品を作り続けることが労働の集積となる。いっぽう仕事は「job」とも言い換えられるのかもしれない。だけど「仕事をしろ」「定職に就けよ」と日々のなかで口酸っぱく言われてやってしまうものが「job」ならば、能動性を孕んだ労働こそが「work=作品」であり、やっぱり作...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:56 PM

『ハロー、スーパーノヴァ』 今野裕一郎
汐田海平

北千住を拠点とし、演劇・映画・写真等ジャンルを横断しながら、独創的な作品を生み出しているユニット・バストリオ主宰の今野裕一郎。彼が様々な手法を通して表現し続けるものは「日常」であると同時に、「寓話」でもある。   バストリオは今冬、東京を中心に、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでもツアーを行うエレクトロ・アコースティックユニットminamoとのコラボレーションでも注目された『100万回』の公演...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:06 PM

February 22, 2014

『ラッシュ/プライドと友情』ロン・ハワード
結城秀勇

このストレートに痛快な作品をストレートに痛快だと言おうと思って書き始めたのだがどうもうまくいかない。男がふたりいる、マシンが二台ある、そのどちらかが世界一。それでおもしろくないわけないだろ、ごちゃごちゃ言うな、ってな具合にいけばよかったのだが。そもそも『ラッシュ/プライドと友情』の痛快さはそれほどストレートなものではないのかもしれない。 というのも私の思い違いでなければ『ラッシュ』は、ドイツGP当...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:09 PM

February 13, 2014

『祖谷物語-おくのひと-』蔦哲一朗
隈元博樹

35ミリのシネスコで捉えられた「祖谷(いや)」とは、40近くの山村集落からなる祖谷山地方の通称である。現在は徳島県三好市に合併された限界集落であり、かつて屋島の戦いに敗れた平氏の残党たちが、平家復古の望みをつなぎつつ、身を潜めて暮らした場所でもあるらしい。『祖谷物語-おくのひと-』とはそうした平家伝説の諸説しかり、いわゆる「秘境の地」と呼ばれる特別なロケーションのもとで撮影されたフィルムだ。 残念...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 5:33 AM

January 28, 2014

『Dressing Up』安川有果
松井宏

 そのプリンセスは自分の血に呪いがかけられていることに気づく。いまはもういない母がかつて患っていたなにかを、自分もまた受け継いでいるのだと。母は自分のなかにあるそれに耐えられず自殺したのだろうか? わからない。だがとにかくそのなにかが、呪いが、自分の身体のなかを流れていることは確かだ。いや、その少女は自らのそんな血に気づいた瞬間から、プリンセスとなるのだった。おぞましさと気高さが彼女のなかでひとつ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:27 PM

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