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『やくたたず』三宅唱
松井宏

 冬。北海道。卒業間近の高校生3人。ガンちゃん、タニくん、テツヲ。彼らは、先輩イタミが働く会社で研修めいたバイトをはじめる。先輩の他に社長と、その愛人だか妻だか、はたまだ何だかよくわからないような女性社員キョウコからなる、小さな会社。また社長には息子ジローちゃんがいるが、彼は刑事だ。  そんな三宅唱監督の処女長編『やくたたず』を見ると、何はともあれ役者たちの顔と振る舞いが、とても良いのだ。何を阿呆...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 12:34 AM

June 1, 2010

『あの夏の子供たち』ミア・ハンセン=ラブ
梅本洋一

 このフィルムの物語について記すと、インディーズ系の映画プロデューサーの自殺とそれ以後の家族の物語ということになる。ミア・ハンセン=ラブの長編第2作にあたるこのフィルムは、彼女の処女作のプロデューサーになるはずだったアンベール・バルサンが突然自死を選んだことから想起されたという。確かにアンベール・バルサンの自殺というのは大事件でもあったけれども、このフィルムに描かれているのは、今世紀の映画が背負わ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:02 AM

May 31, 2010

『ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実』ピーター・デイヴィス
高木佑介

 アフガンやイラク戦争を経てきたいわゆる9.11以降のアメリカで、再び注目を集めているというヴェトナム戦争を巡ったドキュメンタリー作品がここ日本でも公開される。政府高官やヴェトナム帰還兵たちの証言がニュース・フィルム映像を交えながら映し出されていくこの作品が製作された期間は1972年から2年間――つまりナム戦の終結前夜、アメリカが“名誉ある撤退”に奔走していたとき――である。ということは、すでにこ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:54 AM

May 28, 2010

『音の城 音の海 SOUND to MUSIC』服部智行
田中竜輔

 知的障害を有した人々と音楽家・音楽療法家たちが未知の音楽を求めて即興演奏を行うワークショップ「音遊びの会」、そこを初めて訪れた際に大友良英氏が発言していた、「「空調の音」を「音楽」として聴くことができるかどうか」という問いかけは、オーケストラの演奏や3分間のポップスを「音楽」として聴くことができるかという問いと、本質的には同じことであり、とどのつまりそれは「音楽とは何か」という根源的な問いへと通...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:03 PM

May 18, 2010

『トラッシュ・ハンパーズ』ハーモニー・コリン
菅江美津穂

 ハーモニー・コリンの新作。『ミスター・ロンリー』で見た「逃亡から対話」をハーモニー・コリンは新しい形で表現してくれたように思う。  この映画は「80 年代に誰かが撮影して、そのまま捨て去られていたホームビデオ」というコンセプトで作られた作品である。その内容とは3人の老人がゴミ箱に対して腰を振り続け、子どもが刃物を持ち振り回す……というその破壊的な行為は枚挙に暇がない程である。主人公たちはそれぞれ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 2:52 PM

May 13, 2010

『勝利を』マルコ・ベロッキオ
田中竜輔

 この驚嘆すべき傑作『勝利を』を目にしてから随分と日が経ってしまったが、いまだその衝撃から逃れられていない。今すぐにでももう一度スクリーンでこのフィルムを見直してみたい欲求に駆られている。このフィルムについての熱狂は様々なblogやTwitter上で目撃したが、その熱狂がこのフィルムの公開へと繋がることを願ってやまない。  少なからぬ人々がベニート・ムッソリーニの愛人のひとりイーダ・ダルセル=ジョ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:23 AM

May 11, 2010

『シャッターアイランド』マーティン・スコセッシ
梅本洋一

 もちろん思い出してみれば『アリスの恋』のハーヴェイ・カイテルや『タクシー・ドライバー』のロバート・デニーロもそうだったのだが、マーティン・スコセッシのフィルムにおける男性主人公のパラノイアは、どこから来るのだろう。レオナルド・ディカプリオが、スコセッシ映画の主人公に迎えられてからも、彼は常にパラノイアを生きているように感じられる。「感じられる」どころではない。たとえば、『シャッターアイランド』で...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:23 AM

April 25, 2010

『脱獄囚』鈴木英夫
結城秀勇

 窓辺に立った人間の太ももから上がまるまる見えてしまうような、高さ150cmはあるだろう大きな窓が、正面にみっつ並んだ住宅。小川一夫の手によるこのセットによって、練馬区にあり、近所にプールや市場があるらしい、池部良と草笛光子の平凡な家庭は、どこか現実感をはぎ取られたような空間になる。自分を捕まえた刑事への恨みからその妻の命を狙う脱獄囚による監視と、その監視に気づきながらも囮として開け広げられた窓...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:39 AM

April 19, 2010

『死に至る愛』アラン・レネ
結城秀勇

 タイトルには『死に至る愛』の名を挙げたが、この文章は東京日仏学院とユーロスペースの特集「アラン・レネ全作上映」を終えて、思いついたことをとりとめもなく書き記す。この作品と前年の『人生は小説なり』は、レネの複雑怪奇なフィルモグラフィに道筋を与える手がかりとなるような気がしている(あるいは『アメリカの叔父さん』を含んだジャン・グリュオーとの3本の共同作だろうか)のだが、考えがまとまっていない。  こ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 3:41 AM

April 18, 2010

『息もできない』ヤン・イクチュン
梅本洋一

 このフィルムについて侯孝賢は、まるでゴダールの『勝手にしやがれ』が出てきたときと同じだ、と言っている。このフィルムの英語タイトルが « Breathless »という『勝手にしやがれ』の英語タイトルと同じことから来る発想だろうが、それだけではない。そこに何かが生まれるときに必ず感じられる同質の強度を感じるからだ。同質の強度と書いたが、『勝手にしやがれ』と『息もできない』は異なる。『勝手にしやがれ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 9:08 PM

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