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October 8, 2004

『珈琲時光』ホウ・シャオシェン

久しぶりに神保町の駅で降りてみる。古書店がずらりと並んだ光景は以前来たときとまるで変わっていないが、どの店の窓にも同じポスターが貼られている。言うまでもなく『珈琲時光』のポスターだ。『珈琲時光』という映画は、台湾の監督から見た日本といううたい文句や、小津安二郎の名前からも離れ、神保町の映画、としてなりきっているようだ。 一青窈演じる陽子が、有楽町駅の出口付近で、お腹に子供がいることを肇(浅野忠信)...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 8:49 AM

October 5, 2004

『珈琲時光』ホウ・シャオシェン

高崎の実家のシーンで、台所から縁側まで吹き抜けるがらんとした空間に突然雷の音が響く。空にはまだ崩れる様子はない(nobody15所収のインタヴューで、この音は別録りしたものを編集したのだと語っている)。カットが変わり、一青窈が雨の中を自転車で走ってくる。雨宿りし、画面には顔の映らない女性と画面に登場しない猫(おそらく)の話をする。ここで初めて江文也の曲がオフの音源で流れ、その音が流れたまま時間的に...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 1:22 AM

September 30, 2004

『誰も知らない』是枝裕和

もちろん映画は映画であって、いかにそれが現実を多く呼吸していようとも、映画と現実を等号で結ぶことはできない。 『誰も知らない』を見た素朴きわまりない感想から書き始めよう。とりあえずこのフィルムが、撮影から15年前に起きた「西巣鴨子供置き去り事件」から想を得ていることは置いておこう。父親の異なる4人の子どもたちを残して恋人の許に去った母。13歳の長男が下の子どもたちの面倒を見る。子どもは「柔らかい肌...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:59 AM

September 18, 2004

『日本脱出』吉田喜重

東京オリンピックが間近に迫った60年代初頭、若い男女が憧れたのは広い「アメリカ」だった。ジャズを生み、ブルースを生んだアメリカ。コカ・コーラを生んだアメリカ。そして何より、エルビスやシナトラを生んだアメリカ。『日本脱出』の竜夫もジャズのヴォーカリストになるためアメリカで修練を積みたいと思っている。新幹線など狭い日本には過ぎた贅沢だと言ったかどうか知らないが、竜夫は目下開催されようとする東京オリンピ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:57 AM

September 15, 2004

W杯予選 オランダ対チェコ

老獪なブリュクネルに対するマルコ・ファンバステンの新生オランダ。チェコは、ネドヴェドをはじめ怪我人が多くベストメンバーからはほど遠い。だが、W杯予選の中ではそれでももっとも注目されるカードになっていることはまちがいない。ユーロでも、このカードはあった。多くの批評家が、ユーロでもっとも面白かったゲームと言っているが、私は、このコラムでも書いたとおり、アドフォカートのオランダの適応力のなさに驚き、凡庸...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:55 AM

September 12, 2004

『レイクサイド マーダーケース』青山真治

When I looked out my windowWhat do you think I see強い光と肌の露出によって『レイクサイド マーダーケース』は始まる。フラッシュの光にも瞬きすることなく曝されたままのモデルの眼球。光は剥き出しの網膜に灼き付いただろうか。反応からは何ともうかがい知れない。まるで光が確かにフィルムを通過したにもかかわらず、そこには何の痕跡も残らなかったかのように。その場...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:49 AM

『ステップ・イントゥ・リキッド』デイナ・ブラウン

極めて倫理的な映画だ。たくさんのサーファーたちがインタビューに応じていて、彼らはみなバストショットか顔のアップで撮られている。印象的なのは、下半身附随の青年が登場するシーンだ。初め、彼が画面に現れても何の違和感もないが、次のシーンでカメラが遠ざかると、彼を囲む友人たちがバストショットで映され、彼の背が明らかに低いことがわかる。ようやく車椅子に乗った姿が見え、友人達の台詞が聞こえてくる。「彼は下半身...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:46 AM

September 9, 2004

日本対インド

この際4-0という点差(高原と鈴木のノーマークのヘッドが決まっていれば6-0だった)も、オマーンとの対比もどうでもよい。高原の動きが悪かったのも気にかかるし、伸二の「俺が仕切るぞ」という気合いの空回りも気になるが、W杯の1次予選でもなければ、コルカタ(昔はカルカッタと言ったよね)でのフットボールのゲームなど見ないだろう。この雰囲気とこのスタジアムがとても気になった。ソルトレイク・スタジアム。昔は塩...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:45 AM

August 29, 2004

『丹下左膳餘話 百萬両の壷』山中貞雄

江戸は広いから、という言葉が何度も呟かれるが、実際に映される江戸の街はあまりにも狭く、百萬両の壷を探して人々は同じ場所をぐるぐると回ってばかりいる。そしてその狭さゆえに、人々は部屋の中にへばりつき簡単には動き出さない。床にどさりと寝転んだ丹下左膳が腰を挙げると、その動きは売って変わって俊敏で美しい。映画は彼の俊敏さと不動の姿勢とを繰り返すことで成り立っている。それは彼の引きつったような口元が開かれ...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:37 AM

August 28, 2004

『ラスト・ダイビング』ジョアン・セザール・モンテイロ

海を覗き込みながら2時間以上も佇んでいたらしい青年に、それをずっと見ていたらしい中年の男が話し掛ける所からこの映画は始まる。それからの2日間男たちはひたすら飯を食い、酒を飲み、踊り、女と寝る。 中年の男の娘であるエスペランサ(ファビアンヌ・バーブ)は口がきけない。彼女と青年が初めて共に過ごす夜、彼らは何かを見てふざけあうが何を見ているのかは定かではない。彼らのやり取りは無音の空間に留められていて、...全文を読む ≫

投稿者 nobodymag : 6:35 AM

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